連帯保証人は、その必要がなかった最大の犠牲者

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口車に乗せられて、断り切れなくて?どう言い訳しても、連帯保証人になれば任意売却や競売の渦に巻き込まれ、債務の責任を負わされます。

連帯保証人は、その必要がなかった最大の犠牲者

うっかり保証人や連帯保証人になってしまったために、自分が行った借金ではないのに、多額の債務を負わされて一生を台無しにするというような悲劇は、テレビドラマでもよく再現されます。

連帯保証人の欄にサインをするのは一瞬の出来事ですが、本来の債務者が返済義務を放棄して行方をくらましてしまえば、その後の債務は連帯保証人が背負って一生返済しつづけることになります。

何億とか何十億といった不動産取引なら連帯保証人も複数付きますが、数千万の住宅ローンで済む程度の融資住宅(担保物件)であれば、銀行などの金融機関も1人の保証人がつけば文句は言いません。

数億の債務にくらべればたった数千万ですが、普通のサラリーマンや一般消費者が返済するには20年・30年とかかります。

ではなぜそのような商品に対して、人は簡単に連帯保証人を引き受けてしまうのでしょうか。

また銀行は保証人の財力も確かめずに承認してしまうのでしょうか。

住宅ローンは、銀行にとってもっとも旨みのある収益柱の金融商品です。

債務者が返済不能になったら、任意売却や競売を迫って融資した分を取り返せばいいし、あとは連帯保証人が返済を引き継いでくれます。

しかも銀行はあらかじめ保険協会に加入しているので、こげついた融資金の保障はされています。

不良債権として表に出て、業績に大きな影響を与えたり株主総会で追求のネタにならない限り、「任意売却、自己破産、競売、強制執行、連帯保証人への転嫁」などというのは、銀行の日常業務に過ぎません。

悪く言えば、住宅メーカーや不動産会社と一緒になって住宅販売を促進し、できるだけたくさんの客に住宅ローンの貸し付けを行いたいのが銀行などの金融機関です。

「銀行はお金を貸して利子で食べるところ」ですから、合法の範囲であれば何でもやります。

その結果、連帯保証人の審査は甘くなります。

またその結果、他人の住宅ローンや任意売却などに怯える必要のない人が、一生を無駄にするようなハメにも陥れます。

このような馬鹿げた行為は絶対にやめましょう。

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